インフラエンジニア年収

（最終更新日：2023/12/29）

この記事で分かること

インフラエンジニアの平均年収、年収分布
インフラエンジニアが扱う言語・OS・DB・フレームワーク・開発ツール
インフラエンジニアが扱う中でも特に大切なスキル

この記事では、転職サイト「レバテック」にある340件の求人から「インフラエンジニア」の平均年収と年収分布をまとめています。

あと、インフラエンジニアが取り扱うスキルについてもまとめました。

ちなみに統計を取ったところ、インフラエンジニアの場合は特にAnsible（開発ツール）のスキルが求められているようです。

全求人のうち9.7%の求人で記載されていたので、特に大切なスキルだと言えます。

最後には実際の求人情報も掲載しているので、参考にしてください。

インフラエンジニアの平均年収と年収分布
インフラエンジニアの求人データから特徴を知る
インフラエンジニアの求人一覧

そもそもインフラエンジニアってどんな仕事？

インフラエンジニアとは、ITインフラストラクチャの設計、構築、保守に関わるエンジニアのことを指します。ITインフラとは、コンピューターシステムの運用に必要なハードウェアやソフトウェア、ネットワークを含む広範なテクノロジーのことで、これらは企業のITシステムを支える基盤となります。

インフラエンジニアは、システムのパフォーマンスを最適化し、安全性を確保し、ダウンタイムを最小限に抑えるための策を実施します。これらの専門家は、サーバー、ストレージ、ネットワーク、そしてその他のハードウェアとソフトウェアの構成と管理に関して深い知識を持つ必要があります。

彼らはまた、システムの障害時には迅速に対応し、問題の解決を図るとともに、その原因を解析し再発防止策を立てます。これらの活動は、私たちが日々利用する様々なデジタルサービスが安定して動作し続けることを保証しています。

インフラエンジニアの主な業務内容は？

システムやネットワークの設計・構築:インフラエンジニアは、企業のビジネス要件に基づいて、効率的でセキュアなシステムやネットワークの設計と構築を行います。
システムの保守・運用:システムのパフォーマンスを監視し、問題が発生した際には迅速に対応して問題を解決します。また、システムの更新やパッチの適用、バックアップなどの定期的なメンテナンスも担当します。
セキュリティ管理:ネットワークやシステムのセキュリティを維持するための方針を策定し、その適用と監視を行います。また、セキュリティ侵害の試みがあった場合には、その対応と原因分析、再発防止策の立案を行います。
災害対策:システムのダウンタイムを最小限に抑えるため、災害復旧計画を策定し、定期的にそのテストを実施します。

インフラエンジニアの平均年収と年収分布

まず結論から。

340件の求人から計算した平均年収は、647万円です。

そして年収分布は、下記の通りです。

年収	該当件数	割合
200～299万円	7	0.45%
300～399万円	78	5.03%
400～499万円	119	7.68%
500～599万円	107	6.9%
600～699万円	100	6.45%
700～799万円	100	6.45%
800～899万円	56	3.61%
900～999万円	23	1.48%
1000～1099万円	44	2.84%
1100～1199万円	7	0.45%
1200～1299万円	25	1.61%
1300～1399万円	2	0.13%
1400～1499万円	5	0.32%
1500～1599万円	1	0.06%
1600～1699万円	5	0.32%
1700～1799万円	1	0.06%
1800～1899万円	0	0
1900～1999万円	0	0

※左右にスクロールします。

インフラエンジニアの求人データから特徴を知る

次は、求人データから年収以外の特徴を見ていきます。

まずは給与・待遇面から。

特徴	該当件数	割合
20代活躍中	1	0.3%
30代活躍中	14	4.1%
BtoB向け	94	27.6%
BtoC向け	47	13.8%
CCNP	6	1.8%
LAMP	1	0.3%
フレックス制	155	45.6%
リーダー経験を活かす	26	7.6%
外国語を活かす	15	4.4%
外国籍の方も活躍中	221	65%
採用人数5名以上	17	5%
残業少なめ	87	25.6%
自社サービスあり	14	4.1%
実務経験が浅い方OK	3	0.9%
上流工程の仕事	76	22.4%
新規立ち上げ	2	0.6%
新技術に積極的	20	5.9%
転勤なし	27	7.9%
土日祝日休み	240	70.6%
年間休日120日以上	337	99.1%
年俸制導入	45	13.2%
服装自由	160	47.1%

求人をチェックするならこちら。
↓↓↓↓

フリーエンジニアの案件なら、レバテックフリーランス

次は必要スキルについて、順番にまとめています。

OS	該当件数	割合
AIX	3	0.9%
CentOS	17	5%
FreeBSD	5	1.5%
HP-UX	2	0.6%
iOS	3	0.9%
Linux	134	39.4%
MacOS	9	2.6%
RedHat	1	0.3%
Solaris	3	0.9%
Ubuntu	5	1.5%
Unix	21	6.2%
Windows	107	31.5%

言語	該当件数	割合

DB	該当件数	割合
DB2	6	1.8%
DynamoDB	8	2.4%
Hbase	1	0.3%
MongoDB	3	0.9%
MySQL	38	11.2%
Oracle	26	7.6%
PostgreSQL	32	9.4%
Redis	13	3.8%
SQLServer	18	5.3%

フレームワーク	該当件数	割合
AngularJS	3	0.9%
CakePHP	1	0.3%
Catalyst	2	0.6%
Django	6	1.8%
Flask	3	0.9%
FuelPHP	1	0.3%
intra-mart	1	0.3%
jQuery	3	0.9%
Laravel	6	1.8%
Node.js	21	6.2%
Rails	4	1.2%
React	24	7.1%
Spring	1	0.3%
ZendFramework	1	0.3%

開発ツール	該当件数	割合
Ansible	33	9.7%
Backlog	12	3.5%
BIG-IP	1	0.3%
BigQuery	10	2.9%
Cacti	1	0.3%
Chef	4	1.2%
Citrix	3	0.9%
CVS	3	0.9%
Docker	47	13.8%
EMC	2	0.6%
ESXi	1	0.3%
Git	55	16.2%
GitHub	30	8.8%
Hyper-V	10	2.9%
Jenkins	7	2.1%
JIRA	22	6.5%
JP1	4	1.2%
Juniper	3	0.9%
Memcache	2	0.6%
Munin	1	0.3%
NAS	2	0.6%
NetAPP	3	0.9%
PHPUnit	1	0.3%
Redmine	11	3.2%
SharePoint	3	0.9%
Solr	1	0.3%
SystemwalkerCentricManager	1	0.3%
Trac	1	0.3%
TreasureData	1	0.3%
Trello	1	0.3%
vi	2	0.6%
Vim	1	0.3%
VMware	36	10.6%
WordPress	4	1.2%
Zabbix	19	5.6%

求人をチェックするならこちら。
⇒フリーエンジニアの案件なら、レバテックフリーランス

インフラエンジニアの求人一覧

最後に、データ元となった求人（2023/09/23時点）をまとめておきます。

※件数が多いので、この記事では20件目までしか載せていません。

【SREエンジニア】社内向けサービスのクラウド製品導入・システム運用／国内フルリモート可

特徴タグ	年間休日120日以上,服装自由,フレックス制
年収	400～1,000万円
働き方	フルリモート
言語
OS	Windows,iOS,MacOS
DB	Oracle
フレームワーク	–
開発ツール	–

＜詳細＞

＜業務詳細＞
CCoEグループが構築したインフラ環境や開発部によって開発された環境の運用業務を行っていただきます。
ただシステム運用を行うだけではなく、システムの信頼性や可用性を高めてシステムの効率を上げるための、運用改善を主に担当するSRE(サイト信頼性エンジニア)のようなポジションです。
開発部門とインフラ部門の橋渡し的な役ともなるため、アプリケーションの知識・経験を活かすことができます。

＜具体的な仕事内容＞
■社内向けサービスのクラウド製品の導入・システム運用　
・システム監視、監視基盤構築
・継続的な運⽤改善
・インシデント対応、管理、レポーティング
・システムセキュリティ対応

不測の事態に備えて予測、計画と準備が万端に整うことなど高い要求が求められますが、同じ業務を行う先輩もおり、サポート体制は万全です。
業務進行としては、5名程のチームに分れ担当いたしますので、リモートワーク、在宅関係なくチームで連携しながら業務を行うことができます。

【仕事の特色